適応型言語能力検査(Adaptive Tests for Language Abilities: ATLAN)
ATLAN（エイ・ティ・ラン）は小・中学校段階の子ども達の言語能力を測定する目的で作られました。「適応型」の検査は、受検する子ども達のそれぞれの問題に対する解答に応じて次の問題の難しさを調整することにより、難しすぎる問題や簡単すぎる問題ばかりが続くことがないようになっています。つまり、子ども達に合わせた出題を行うことにより、短時間で正確に子ども達の言語能力を測定することが可能になります。
現在は「語彙（ことば）」「漢字」「（漢字の）書取り」「文法・談話」「音韻意識」「語用」の６種類の検査があります。ただし「語用」については，まだ作成途中のものですので，利用に当たっては十分に注意して下さい。
また，小学２年生以上では集団で実施することも可能です。その際には，各自のパソコンかタブレットがインターネットに接続されていることが必要です。